中冨管楽器リペア工房の修理について

たくさん演奏(練習)すれば、楽器の状態は徐々に悪くなります。人間も健康だと思っても健康診断を受けてみると色々悪いところが見つかるものです。

楽器の状態をベストにして、最高のパフォーマンスを実現してください。そのためのお手伝いをさせて頂きたいと考えています。

専属リペアマン中冨が、一本一本お客様とお話しながら診断させて頂きます。

リペアのご依頼は出来るだけ事前のご連絡をお願い致します。

当店ではお渡しする前に細部にわたり再度調整し直すことを徹底しています。

状況によっては、特定のキータンポ、コルクorフェルトを高品質品に交換しております。
及び当店で購入頂いた管楽器は、2年間の無料点検調整サービスを実施しております。

中冨管楽器修理工房では、国内・輸入品」を問わず世界の一流楽器・ヴィンテージから入門モデルまで修理対応しております。

当リペア工房には常駐の専門修理技術者がサックス、クラリネット、フルート、トランペット、トロンボーン、ホルン、ユーホニウム、チューバ、オーボエ、ファゴットなどの管楽器の修理(リペア)・バランス調整・タンポ調整・ピストン調整・スライド調整・抜差管調整・嵌合調整・半田付け・ロウ付け・凹み直しなどを行なっており、入門者にも丁寧にご説明するよう心がけております。

所沢で唯一の管楽器修理工房として、小学校金管バンドや中高校のブラスバンド、市民ブラス、ジャズミュージシャンなど幅広いニーズにお応えしています。

管楽器は、大切に扱っていても常に変化しています。

毎日演奏している楽器は、コルクやフェルトの劣化によるバランス不良や埃の付着による様々な不具合を引き起こします。
演奏する事なくしばらく放置していた楽器は、オイルの乾燥等によってキー、ピストン、スライドの動作不良、抜差管の固着の発生の原因となります。
管楽器は、人間と同じく定期的な健康診断(点検、調整)が必要なのです。
購入後、1年間程は3ヶ月毎、2年目以降でも半年毎の点検・調整をお勧めします

当店では、お客様の演奏頻度、修理経歴、疑問に思っている点や困っている事等をお伺いしながら、修理調整箇所、修理期間、金額を決める事を心掛けております。もちろん、短納期、ご予算についても出来るだけの対応を行います。

お急ぎの方は当日渡しにも出来るだけ対応します。
直接お店に来られない方にも対応しております。事前にご連絡の上、宅配便等で当店まで発送下さい。詳細の修理見積りを提示致します。
(見積りは無料です)

管楽器ケースの修理も承っております。(取っ手が壊れた、蝶番が外れたなど)
管楽器以外でもご相談下さい。(打楽器(ティンパニー、スネア、ドラム、マリンバ、ビブラフォン等)、キーボード、アコーディオン、鍵盤ハーモニカ、電子ピアノ、ギター、ベース、ギターアンプ等)
他の楽器店様からの修理依頼も承っております。是非ご相談下さい。

Sax(サックス)

  • できるだけ軽いタッチで高音から低音まで鳴るかどうか確認しましょう。
  • 強めに押さえなければ鳴らない音がある場合、キーバランスが狂っているか、タンポからの息漏れがあると思われます。
  • 演奏後にはスワブを通してこまめに管内の水分を除去してあげましょう。
  • クリーニングペーパーをタンポとトーンホールの間に挟み、水分を除去する事を心掛けましょう。
    特にクローズドキー(HighD~F♯、G♯、LowE♭、LowC♯等)は、水分や埃によりタンポが劣化し易いキーですので入念に行いましょう。
  • 楽器を置く場合は、テーブルキーが上になるように置きましょう。逆向きに置くとキー歪曲の原因になります。
  • ネックジョイントが入りにくい場合は出来るだけグリースやオイルを使用しないで下さい。磨耗の原因となります。
    もし使用した場合は、ブラスソープか中性洗剤を薄めたもので接合部をきれいに洗浄して、再度挿入してみてください。それでも入りにくかったり、緩かった場合は専門の修理店で嵌合調整してもらいましょう。

Flute(フルート)

  • できるだけ軽いタッチで高音から低音まで鳴るかどうか確認しましょう。
    強めに押さえなければ鳴らない音がある場合、キーバランスが狂っているか、タンポからの息漏れがあると思われます。
  • 演奏後にはクリーニングロッドにガーゼを巻いてを通してこまめに管内の水分を除去してあげましょう。クリーニングペーパーをタンポとトーンホールの間に挟み、水分を除去する事を心掛けましょう。
  • クリーニングぺーパーを挟んだまま引き抜かないようにしましょう。タンポの劣化の原因となります。
  • 楽器を置く場合は、キーを下向きにしないで下さい。水分がタンポやキーの接合部に入り込み錆の原因となります。
  • 頭部管や足部管が挿入しにくい場合は、グリースやオイルを使用しないようにしましょう。磨耗の原因となります。使用した場合は、ブラスソープか中性洗剤を薄めたもので接合部をきれいに洗浄して、再度挿入してみてください 。それでも入りにくかったり、緩かった場合は専門の修理店で嵌合調整してもらいましょう。
  • 更に挿入する際は、キー部を優しく握って下さい。強く握る事でキー曲がり等の原因となります。各ジョイント部を抜き差しする時は、少し回しながら真っ直ぐに行うようにして下さい。
  • 楽器を磨く際は、研磨剤の入ったポリッシュを使用しないようにしましょう。磨耗の原因となります。当店では、研磨剤の入っていないBuzzシルバークリーナーをお勧めしています。

Clarinet(クラリネット)

  • クラリネットは、湿度を温度の影響を大きく受ける楽器です。
    演奏していて内部に水分が溜まり、グラナディラ部が吸収してしまうのは仕方のない事です。
    スワブで水分をふき取るのは、演奏後だけでなく練習中時間に余裕がある時に頻繁に行うようにしましょう。
  • 特に新しい楽器は、当面吹き鳴らしが必要です。
    一日に何時間も練習せず20~30分から始めましょう。
  • クラリネットは、一度演奏するとかなりの水分を管体に吸収します。
    夏場などエアコンの効いた場所に放置すると一気に乾燥してしまい【割れ】の原因となってしまいます。
    スワブできれいに水分を取り除いてケースしまうよう心がけましょう。
  • 上管と下管とのつなぐ際、連結キーをぶつけないよう気をつけましょう。
    その際、上管はやさしく握って下さい。強く握るとキー曲がりの原因となります。
  • ジョイントコルクに塗るコルクグリースは必要最低限にしましょう。
    連結部がグリースで汚れてしまっている楽器をよく見かけます。